Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       nohup - ハングアップシグナルの影響を受けずコマンドを実行する (出力は端末以外に行う)

書式

       nohup COMMAND [ARG]...
       nohup OPTION

説明

       HUP シグナルを無視するように設定して COMMAND を実行します。

       --help 使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       標準入力が端末の場合、 読み込み不可のファイルからリダイレクトされます。 標準出力が端末の場
       合、出力は、可能であれば 'nohup.out' に、  そうでなければ  '$HOME/nohup.out'  に追加されま
       す。 標準エラー出力が端末の場合、標準出力にリダイレクトされます。 出力を FILE に保存したい
       場合は 'nohup COMMAND > FILE' を使用してください。

       注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nohup を持っている 場合があり、通
       常はここで説明しているバージョンより優先的に使用されます。  シェルの文書を参照してオプショ
       ンなどの詳細を確認してください。

       GNU coreutils のオンラインヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> 翻訳に関するバ
       グは    <https://translationproject.org/team/ja.html>    に連絡してください。   詳細な文書
       <https://www.gnu.org/software/coreutils/nohup>  (ローカルでは  info   '(coreutils)   nohup
       invocation' で参照可能)。

作者

       作者 Jim Meyering。

著作権

       Copyright  ©  2020 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
       later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO  WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       nohup  の完全なマニュアルは  Texinfo  マニュアルとして整備されている。もし、  info  および
       nohup のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info nohup

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。