Provided by: po4a_0.73-2ubuntu1_all
名前
Locale::Po4a::RubyDoc - Ruby DocumentデータとPO ファイルとを相互変換する
説明
po4a (PO for anything) プロジェクトは、gettext ツールが想定していないドキュメントのような 領域で翻訳をしやすくすること (またより興味深いのは、翻訳文の保守がしやすくなること) を目標 にしています。 Locale::Po4a::RubyDoc は、Ruby Document (RD) 形式(Rubyのドキュメントを書くのに使われる言 語)のドキュメントを他の [自然] 言語に翻訳するのを助けるモジュールです。
このモジュールの状態
このモジュールはこの形式の構文の良い部分については押さえており、単純なRubyドキュメントファ イルで試したところうまくいっています。 既知の制約としては、入力のRuby Documentの積み重なった構造を適切に認識するのに失敗するもの があります。これが暗示しているのは、例えばEnumListItemが1つ以上のBlockから構成されていると き、最初のBlockのみが実際にEnumListItemとして認識される一方で、残りのものは単な るTextBlockとして見做されてしまうということです……
このモジュールで使用できるオプション
このモジュールは以下のオプションに対応しています: puredoc 全体的に("=begin"行が1つもない)Ruby Document形式のテキストからなるファイルを扱いま す。 既定ではこのモジュールは "=begin" と "=end" の行の間にあるRuby Document形式テキストの みを扱います(したがってその他のものは無視します。最初の "=begin" 行が全てに先立ちま す)。
関連項目
Locale::Po4a::TransTractor(3pm)
著者
Francesco Poli <invernomuto@paranoici.org>
訳者
倉澤 望 <nabetaro@debian.or.jp> Debian JP Documentation ML <debian-doc@debian.or.jp>
著作権とライセンス
Copyright © 2016-2017 Francesco Poli <invernomuto@paranoici.org> 本作は自由ソフトウェアです。自由ソフトウェア財団によって発表されているようにGNU一般公衆利 用許諾書の条項のもとに再配布及び変更を行うことができます。利用許諾書のバージョンは2ないし (選択として)それ以降のバージョンのいずれかです。 この作品は有用であることを願って配布されますが、何らの保証もされません。市場性または特定目 的への適合性の暗黙の保証さえもありません。詳しくはGNU一般公衆利用許諾書をご覧ください。 この作品とともにGNU一般公衆利用許諾書の複製物を受け取ったはずです。もし受け取っていなけれ ば、Free Software Foundation, Inc, 51 Franklin Street, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USAに手紙を出してください。 コードの一部(多くの正規表現など)は、GNU一般公衆利用許諾書バージョン2以降の条件の下 で、rdtoolのソースから転用されたものです。これらの部分は元々以下のクレジットです。 Copyright © 2004 MoonWolf <moonwolf@moonwolf.com> Copyright © 2011-2012 Youhei SASAKI <uwabami@gfd-dennou.org> 初期のコードはLocale::Po4a::Textのソースから、GNU一般公衆利用許諾書のバージョン2以降の条項 に従って組み入れられました。このコードは元々以下の著作情報でした。 Copyright © 2005-2008 Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@centraliens.net>