Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       htonl,  htons, ntohl, ntohs - ホストバイトオーダーとネットワークバイトオーダーの間で値を変
       換する

書式

       #include <arpa/inet.h>

       uint32_t htonl(uint32_t hostlong);

       uint16_t htons(uint16_t hostshort);

       uint32_t ntohl(uint32_t netlong);

       uint16_t ntohs(uint16_t netshort);

説明

       htonl()  関数は unsigned integer  hostlong  を  ホストバイトオーダーからネットワークバイト
       オーダーに変換する。

       htons()  関数は unsigned short integer hostshort を ホストバイトオーダーからネットワークバ
       イトオーダーに変換する。

       ntohl()  関数は unsigned integer netlong を ネットワークバイトオーダーからホストバイトオー
       ダーに変換する。

       ntohs()   関数は unsigned short integer netshort を ネットワークバイトオーダーからホストバ
       イトオーダーに変換する。

       i80x86 のホストバイトオーダーでは最下位バイトが若いアドレスに配置されるが、 インターネット
       で用いられるネットワークバイトオーダーでは最上位バイト が先に配置される。

属性

       この節で使用されている用語の説明は attributes(7) を参照のこと。

       ┌───────────────────────────────────┬───────────────┬─────────┐
       │InterfaceAttributeValue   │
       ├───────────────────────────────────┼───────────────┼─────────┤
       │htonl(), htons(), ntohl(), ntohs() │ Thread safety │ MT-Safe │
       └───────────────────────────────────┴───────────────┴─────────┘

準拠

       POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.

       いくつかのシステムでは、  <arpa/inet.h> の代わりに <netinet/in.h> をインクルードする必要が
       ある。

関連項目

       bswap(3), endian(3), gethostbyname(3), getservent(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。