名称

       jl_ren_conv()       連文節変換する。

形式

       #include "jllib.h"

       int
       jl_ren_conv(buf, yomi, bun_no, bun_no2, use_maep)
       struct wnn_buf *buf;          /* バッファ */
       w_char *yomi;                 /* 読み */
       int bun_no;                   /* 文節番号1 */
       int bun_no2;                  /* 文節番号2 */
       int use_maep;                 /* 前後の接続を使う/否 */

機能

       文節番号 bun_no から 文節番号 bun_no2 の前までの文節を削除し、読み yomi を連文節変換した結
       果を挿入する。

       use_maep で前後の接続の指定をする。

       WNN_USE_MAE ならば、bun_no の前の小文節との接続を考慮して変換を行なう。 すなわち、最前端の
       文節として、前の小文節と接続して大文節を作るような  小文節は最優先され、つぎに、文節の前が
       大文節の区切りとなるような  小文節が優先され、最後に、大文節の区切りとならない文節が優先さ
       れる。 WNN_USE_MAE が立っていない場合には、最前端の文節の前が大文節の区切りとな るような文
       節のみを選択する。

       WNN_USE_ATO ならば、後ろへの接続を見る。

       WNN_USE_ZENGO なら、前後両方とも見る。

       bun_no = bun_no2 の時は、bun_no の前の位置に変換結果が挿入さ れる。bun_no が文節数と等しい
       時は、現在の変換結果に変換結果を付け加える。  bun_no2 が文節数と等しい時は、bun_no から 後
       ろの文字列を変換結果に置き換える。  bun_no2   =   -1   の時は、bun_no2   =   文節数   とし
       て、jl_ren_conv を行なう。

リターンバリュー

       正常終了時には文節数を返す。
       異常終了時には -1 を返す。

                                          2 October 1991                           JL_REN_CONV(3)