Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all
名前
strspn, strcspn - プレフィックス部分文字列の長さを返す
書式
#include <string.h> size_t strspn(const char *s, const char *accept); size_t strcspn(const char *s, const char *reject);
説明
strspn() 関数は、 s から、accept に含まれる文字だけで 構成される最初の部分文字列を探し、 その部分の (バイト単位の) 長さを計算する。 strcspn() 関数は、 s から、reject に含まれない文字だけで 構成される最初の部分文字列を探 し、 その部分の (バイト単位の) 長さを計算する。
返り値
strspn() 関数は、 s 内の、accept からの文字だけで 構成される最初の部分文字列のバイト数を返 す。 strcspn() 関数は、s 内の、文字列 reject に含まれない 文字だけで構成される最初の部分文字列 のバイト数を返す。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。 ┌────────────────────┬───────────────┬─────────┐ │インターフェース │ 属性 │ 値 │ ├────────────────────┼───────────────┼─────────┤ │strspn(), strcspn() │ Thread safety │ MT-Safe │ └────────────────────┴───────────────┴─────────┘
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C89, C99, SVr4, 4.3BSD.
関連項目
index(3), memchr(3), rindex(3), strchr(3), string(3), strpbrk(3), strsep(3), strstr(3), strtok(3), wcscspn(3), wcsspn(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの 説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。 2015-08-08 STRSPN(3)