Provided by: gfmd_2.7.20+dfsg-1.1ubuntu1_amd64 bug

NAME

       gfmd - GfarmメタDB・デーモン

SYNOPSIS

       gfmd [オプション]

DESCRIPTION

       gfmdは、Gfarmライブラリと協調して動作し、Gfarmファイルシステ ムのメタデータへのアクセスを
       提供するデーモンプログラムです。 gfmdはGfarmのメタDBサーバー・ホスト上で、 あらかじめ立ち
       上げておく必要があります。

       gfmdはユーザ権限で動作させることも可能ですが、この場合他のユーザはこ のgfmdを利用すること
       ができません。 詳細はSETUP.private.jaを参照してください。

       gfmdを利用するためには, クライアントノードの~/.gfarm2rcあるい
       は%%SYSCONFDIR%%/gfarm2.confの metadb_server_hostで利用したいgfmdのホスト名,
       metadb_server_portでポート番号を指定する必要がありま す.

OPTIONS

       -F ログファイル
           ログファイルを指定します。

       -L ログレベル
           このオプションで指定したレベル以上の優先度のログを出力します。 指定できる値
           はgfarm2.conf(5)のlog_levelの項を参照してください。

       -P PIDファイル
           gfmdのprocess IDを、指定したファイルに記録します。

       -S
           デフォルトのマスターgfmdとして設定されている場合でも、スレーブgfmd として起動します。

       -d
           デバッグオプションです。デーモンとしてではなく、フォアグラウンド・ プロセスとして立ち
           上がります。

           このオプションを指定し、かつ-Lオプションを指定しなかった 場合、ログレベルはdebugとなり
           ます。

       -f 設定ファイル
           起動時に読み込む設定ファイルを指定します.

       -p ポート番号
           gfmdが利用するTCPのポート番号を指定します。

       -s syslogファシリティ
           gfmdがエラー報告に用いるsyslogのファシリティを指定します。省略 した場合には、local0を
           使用します。

       -t
           ファイル作成・変更・削除に関する監査ログの出力機能を有効にします。

       -v
           認証処理に関するログを詳しく出力します。 GSI認証の問題を解決する場合に有用なオプション
           です。

       -?
           引数オプションを表示します。

FILES

       %%SYSCONFDIR%%/gfmd.conf
           gfmdが参照する設定ファイルです。

SEE ALSO

       gfarm2.conf(5)