Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all bug

名前

       who - 誰がログインしているかを表示する

書式

       who [OPTION]... [ FILE | ARG1 ARG2 ]

説明

       現在ログインしているユーザに関する情報を表示します。

       -a, --all         -b -d --login -p -r -t -T -u と同じ

       -b, --boot
              最後にシステムが起動した時刻

       -d, --dead
              終了したプロセスを表示

       -H, --heading
              ヘッダ行を表示

       -l, --login
              システムのログインプロセスを表示する

       --lookup
              正式なホスト名を DNS から取得するように試みる

       -m     標準入力に関連づけられたホスト名とユーザのみを表示する

       -p, --process
              init によって起動されたアクティブプロセスを表示する

       -q, --count
              ログイン中のユーザのログイン名とユーザ数

       -r, --runlevel
              現在のランレベルを表示

       -s, --short
              名前, 行および時間のみを表示 (標準)

       -t, --time
              最後にシステムの時刻が変更された時刻を表示

       -T, -w, --mesg
              ユーザのメッセージ状態を +, - または ? で追記

       -u, --users
              ログイン中のユーザを一覧

       --message     -T と同じ

       --writable    -T と同じ

       --help
              この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       ファイルが指定されない場合は,  /var/run/utmp を使用する。 ファイルとして /var/log/wtmp を使うのが一般的で
       ある。 ARG1 ARG2 が指定されると, -m が仮定されます。 通常は ARG1 ARG2 に 'am i' または 'mom likes' を指定
       するのが普通です。

作者

       作者 Joseph Arceneaux、 David MacKenzie、および Michael Stone。

バグの報告

       who  のバグを発見した場合は  bug-coreutils@gnu.org  に報告してください。  GNU  coreutils  のホームページ:
       <http://www.gnu.org/software/coreutils/>          GNU           ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ:
       <http://www.gnu.org/gethelp/>  who の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連
       絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'who invocation' を実行してください。

著作権

       Copyright © 2012 Free  Software  Foundation,  Inc.   ライセンス  GPLv3+:  GNU  GPL  version  3  or  later
       <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.   This  is free software: you are free to change and redistribute it.
       There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

       who の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および who  のプログラムが正
       しくインストールされているならば、コマンド

              info who

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。