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名前

       finite,  finitef, finitel, isinf, isinff, isinfl, isnan, isnanf, isnanl - BSD の浮動小数点
       分類関数

書式

       #include <math.h>

       int finite(double x);
       int finitef(float x);
       int finitel(long double x);

       int isinf(double x);
       int isinff(float x);
       int isinfl(long double x);

       int isnan(double x);
       int isnanf(float x);
       int isnanl(long double x);

   glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):

       finite(), finitef(), finitel():
           _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
       isinf():
           _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE;
           or cc -std=c99
       isinff(), isinfl():
           _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
       isnan():
           _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE || _ISOC99_SOURCE;
           or cc -std=c99
       isnanf(), isnanl():
           _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 600

説明

       関数 finite(), finitef(), finitel() は、 x が無限大や無効値 (NaN) のいずれでもない場合に 0
       以外の値を返し、 それ以外の場合は 0 を返す。

       関数  isnan(), isnanf(), and isnanl() 関数は、 x が NaN の場合 0 以外の値を返し、 それ以外
       の場合は 0 を返す。

       関数 isinf(), isinff(), isinfl() は、 x が正の無限大であれば 1 を返し、x が負の無限大で あ
       れば -1 を返す。それ以外の場合は 0 を返す。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       関数  finite(),  finitef(),  finitel(),  isinf(),  isinff(),  isinfl(), isnan(), isnanf(),
       isnanl() はスレッドセーフである。

注意

       これらの関数は廃止された点に注意すること。 C99 では、これらの置き換えとして  (どんな型にも
       適用できる)   isfinite(),  isinf(),  isnan()  というマクロが定義されている。 さらに C99 の
       isinf()       は返り値に関して弱い意味での保証しかないことにも        注意すること。詳細は
       fpclassify(3)  を参照。

関連項目

       fpclassify(3)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.54 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

                                            2013-07-22                                  FINITE(3)