Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all
名前
fseeko, ftello - ファイル位置を探す/報告する
書式
#include <stdio.h> int fseeko(FILE *stream, off_t offset, int whence); off_t ftello(FILE *stream);
説明
fseeko() 関数および ftello() 関数は、 それぞれ fseek(3) および ftell(3) と同一の機能を 持つ (fseek(3) を見よ) が、ただし fseeko() 関数の offset 引数と ftello() の返り値が、 long ではなく off_t になっている。 多くのアーキテクチャでは off_t も long も共に 32 ビットの型であるが、 #define _FILE_OFFSET_BITS 64 でコンパイルすると off_t は 64 ビット型となる。
返り値
成功した場合、 fseeko() は 0 を、 ftello() は現在のオフセットを返す。 失敗した場合、-1 を返し、 errno にエラーを示す値をセットする。
エラー
fseek(3) の「エラー」の節を参照。
準拠
SUSv2, POSIX.1-2001.
注意
これらの関数は System V 的なシステムにある。 libc4, libc5, glibc 2.0 にはなかったが、 glibc 2.1 から使えるようになった。
関連項目
fseek(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.54 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。 2001-11-05 FSEEKO(3)