Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       base64 - データを base64 エンコード/デコードして標準出力に表示する

書式

       base64 [オプション]... [ファイル]

説明

       ファイルまたは標準入力を Base64 エンコード/デコードして標準出力に出力します。

       長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。

       -d, --decode
              データをデコードする

       -i, --ignore-garbage
              デコード時に非英数字を無視する

       -w, --wrap=COLS
              COLS 文字で改行する (デフォルト: 76)。 0 を指定した場合、改行を行わない

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       ファイルの指定がなかったり、 - であった場合、標準入力から読み込みます。

       データを RFC 3548 で定義された base64 英字にエンコード/デコードします。 デコード時には入力
       には正式な base64 英字に加えて改行文字が含まれている  場合があります。入力ストリームに他の
       非英字バイトが含まれていて回復 したい場合は --ignore-garbage を使用してください。

       GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> base64 の翻訳に
       関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。  完全な文書
       を参照する場合は info coreutils 'base64 invocation' を実行してください。

作者

       作者 Simon Josefsson。

著作権

       Copyright  ©  2013 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
       later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO  WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       base64  の完全なマニュアルは  Texinfo  マニュアルとして整備されている。もし、  info および
       base64 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info base64

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。