Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       chroot - コマンドや対話的シェルを特別なルートディレクトリで実行する

書式

       chroot [OPTION] NEWROOT [COMMAND [ARG]...]
       chroot OPTION

説明

       ルートディレクトリを NEWROOT に設定してコマンドを実行します。

       --userspec=USER:GROUP
              使用するユーザーおよびグループ (ID または名前) を指定します

       --groups=G_LIST
              g1,g2,..,gN 形式で追加のグループを指定します

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       コマンドが指定されなかった場合、 '${SHELL} -i' (デフォルトでは '/bin/sh -i') を実行します。

       GNU  coreutils  のオンラインヘルプ:  <http://www.gnu.org/software/coreutils/> chroot の翻訳に関するバグは
       <http://translationproject.org/team/ja.html>   に連絡してください。    完全な文書を参照する場合は    info
       coreutils 'chroot invocation' を実行してください。

作者

       作者 Roland McGrath。

著作権

       Copyright  ©  2013  Free  Software  Foundation,  Inc.   ライセンス  GPLv3+:  GNU  GPL  version 3 or later
       <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO WARRANTY, to  the  extent
       permitted by law.

関連項目

       chroot(2)

       chroot  の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および chroot のプログラ
       ムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info chroot

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

GNU coreutils                                       2014年5月                                          CHROOT(1)