Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名称

     cvpasswd — CVSup の認証のためにパスワードにスクランブルをかける

書式

     cvpasswd clientName serverName

解説

     cvpasswd ユーティリティは、 CVSup のサーバの認証データベースで使うスクランブル済みのパスワー
     ド を生成します。このユーティリティはクライアント名とサーバ名を 指定して起動します。
     ClientName はサーバへのアクセス権を得るためにクライアントが使う名前です。 慣習的に、全てのク
     ライアント名で e-mail アドレスが使われます(例: ‘BillyJoe@FreeBSD.ORG’ )。 クライアント名では
     大文字・小文字は区別されません。

     ServerName は、クライアントがアクセスしようとしている CVSup サーバの名前です。これは慣習的
     に、正規化され完全に指定されたサーバの ドメイン名となります(例: ‘CVSup.FreeBSD.ORG’ )。 これ
     はサーバが自分自身のものと考えている名前と一致しなければなりません。 この名前では大文字・小
     文字は区別されません。

     指定されたサーバに対しての認証を設定するには、以下の手順を行う必要 があります:

     1.   公式な serverName をサーバの管理者、または別の情報源から入手します。

     2.   適切な clientName を選びます。 必要に応じてサーバの管理者がユーザに連絡できるように、こ
          れは有効な e-mail アドレスの形式でなければなりません。

     3.   秘密の password を自由に決めます。

     4.   cvpasswd を実行し、求められた時に password を入力します。このユーティリティはサーバの管
          理者に送る情報を 1 行で 出力し、 $HOME/.cvsup/auth ファイルの修正方法の説明を出力しま
          す。この行を安全な経路でサーバの管理者 に送ってください。

     $HOME/.cvsup/auth にはパスワードが入っているので、自分以外は誰も読めないように必ずしてく だ
     さい。

ファイル

     $HOME/.cvsup/auth    認証パスワードファイル。

関連項目

     cvsup(1), cvsupd(8)

     http://www.polstra.com/projects/freeware/CVSup/

作者

     John Polstra <jdp@polstra.com>