Provided by: dpkg-dev_1.18.4ubuntu1_all bug

名前

       dpkg-genchanges - Debian .changes ファイルの生成

書式

       dpkg-genchanges [option...]

説明

       dpkg-genchanges は展開されてビルドされた Debian ソースツリーおよび生成されたファイルから情
       報を読み取り、Debian アップロード制御ファイル (.changes ファイル) を生成する。

オプション

       -g     Specifies  that  only  source  and  architecture  independent  packages  should  be
              uploaded,  thus  no  architecture  specific  packages  will be included (since dpkg
              1.17.11).

       -G     Specifies that only source and architecture specific packages should  be  uploaded,
              thus no architecture independent packages will be included (since dpkg 1.17.11).

       -b, -B, -A
              Specifies  that a binary-only build is taking place, thus no source files are to be
              included.  There's no distinction between -b, -B and -A, the produced .changes file
              will  include  whatever files were created by the binary-* target(s) of the package
              being built.

       -S     Specifies that only the source should be uploaded, thus no binary packages will  be
              included.

       -sx オプションは、(-b, -B が使われておらず) 何らかのソースが生成された場合に、オリジナルの
       ソースアーカイブがアップロードに含まれるかどうかを決定する。

       -si    デフォルト、もしくは明示的にこのオプションが指定された場合は、アップストリームの
              バージョン番号 (epoch および Debian リビジョンを含まない) が以前の changelog エント
              リに記録されたアップストリームのバージョン番号と異なる場合にのみ、オリジナルのソー
              スが含まれる。

       -sa    強制的にオリジナルのソースを含める。

       -sd    強制的にオリジナルのソースを除外し、差分情報のみを含める。

       -vversion
              version 以降のバージョンすべてから changelog 情報を生成する。

       -Cchanges-description
              ソースツリーの changelog ファイルからの情報ではなく、changes-description ファイルに
              ある変更点の情報を使用する。

       -mmaintainer-address
              ソースツリーの control ファイルからの情報ではなく、maintainer-address  で指定した情
              報を、このパッケージのメンテナの名前とメールアドレスとして使用する。

       -emaintainer-address
              ソースツリーの  changelog ファイルからの情報ではなく、maintainer-address で指定した
              情報を、今回のアップロードのメンテナの名前とメールアドレスとして使用する。

       -Vname=value
              変数を設定する。出力時の置換に関する詳細は、deb-substvars(5) を参照のこと。

       -Tsubstvars-file
              Read substitution variables in substvars-file; the default is debian/substvars.  No
              variable  substitution  is  done  on any of the fields that are output, however the
              special variable Format will override the field of the same name. This  option  can
              be  used  multiple  times to read substitution variables from multiple files (since
              dpkg 1.15.6).

       -Dfield=value
              出力制御ファイルのフィールドを上書きもしくは追加する。

       -Ufield
              出力制御ファイルのフィールドを削除する。

       -ccontrolfile
              情報の読み取り元となる主なソース制御ファイルを指定する。デフォルトは
              debian/control-lchangelog-file
              情報の読み取り元となる          changelog          ファイルを指定する。デフォルトは
              debian/changelog-ffiles-list-file
              debian/files の代わりに、アップロードされるファイルの一覧を読み取るファイルを指定す
              る。

       -Fchangelog-format
              changelog    ファイルのフォーマットを指定する。指定可能なフォーマットについての情報
              は、dpkg-parsechangelog(1) を参照のこと。

       -uupload-files-dir
              アップロード対象となるファイルを、..   ではなく    upload-files-dir    から探し出す
              (dpkg-genchanges.changes ファイルにファイルサイズとチェックサムを含めるため、対
              象となるファイルを確認する必要がある)。

       -q     通常、dpkg-genchanges  は標準エラー出力に対して、アップロードされたパッケージに含ま
              れるソースファイルの数といった有用なメッセージを出力する。-q   により、こうしたメッ
              セージの出力が抑止される。

       -?, --help
              利用方法を表示して終了する。

       --version
              バージョン情報を表示して終了する。

ファイル

       debian/files
              アップロードの準備の一部をなす、生成されたファイルのリスト。dpkg-genchanges.changes ファイルを生成する際の情報をここから読み取る。

翻訳者

       高橋  基信  <monyo@monyo.com>.  喜瀬 浩 <kise@fuyuneko.jp>.  関戸 幸一 <sekido@mbox.kyoto-
       inet.or.jp>.  鍋谷 栄展 <nabe@debian.or.jp>.  倉澤 望  <nabetaro@debian.or.jp>.   石川  睦
       <ishikawa@linux.or.jp>.       鵜飼      文敏      <ukai@debian.or.jp>.       中野     武雄
       <nakano@apm.seikei.ac.jp>.

翻訳校正

       Debian JP Documentation ML <debian-doc@debian.or.jp>.