Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       env - 変更した環境でプログラムを実行する

書式

       env [OPTION]... [-] [NAME=VALUE]... [COMMAND [ARG]...]

説明

       環境変数 NAME を VALUE に設定し、 COMMAND を実行します

       長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。

       -i, --ignore-environment
              環境変数が無い状態で開始する

       -0, --null
              出力する行の終端を改行ではなく値が 0 のバイトにする

       -u, --unset=NAME
              環境変数から変数を削除する

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       - だけを指定した場合は -i を指定したことになります。COMMAND が指定されなければ最終的な環境
       変数を表示します。

       GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> env  の翻訳に関
       するバグは  <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を
       参照する場合は info coreutils 'env invocation' を実行してください。

作者

       作者 Richard Mlynarik および David MacKenzie。

著作権

       Copyright © 2013 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version  3  or
       later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This  is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       env の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および env の
       プログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info env

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。