Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名称

       mailq - メールのキューを表示する

書式

       mailq [-v]

解説

       mailq は、後で配送するためにキューに蓄えたメールを一覧表示します。

       各メッセージの 1 行目は、 ステータス文字が付くことがある、ホストがメッセージにつける内部の
       識別子と、 メッセージのバイト数、キューに入れられた日付と時間、 メッセージの送り手を表示し
       ます。  2  行目は、このメールがキューに入れられる原因となったエラーを表示します。 このメッ
       セージは、 キューのなかでメールが最初に処理されているときには表示されません。 ステータス文
       字は次のいずれかです:  * は、ジョブが処理中であることを示し、 X は、ジョブを処理するには負
       荷が高すぎることを示し、 - は、ジョブが処理するには若すぎることを示します。 そのあとの行に
       は、メールの受け手が 1 行に 1 人ずつ表示されます。 mailq は ``sendmail -bp'' と等価です。

       次のオプションを使用可能です:

       -v     詳細な情報を表示します。  通常の表示に加え、メッセージの優先度と、 警告メッセージを
              送ったか否かを示す  1  文字の記号  (``+''  か空白)  を最初の行に追加します。   さら
              に、メールの受け手の ``制御ユーザ (controlling user)'' 情報を表示します; これは、こ
              のメールによって実行されるプログラムの所有者および、 存在するのであれば、このコマン
              ドが展開される元のエイリアス名です。

       mailq は成功した場合は 0 を、エラーが起きた場合は 0 より大きな 値を返します。

関連項目

       sendmail(8)

歴史

       mailq は 4.0BSD から登場しました。

                                   1Date: 2000/12/14 23:08:15 1                          MAILQ(1)