Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       nohup - ハングアップシグナルの影響を受けずコマンドを実行する (出力は端末以外に行う)

書式

       nohup COMMAND [ARG]...
       nohup OPTION

説明

       HUP シグナルを無視するように設定して COMMAND を実行します。

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       標準入力が端末の場合、   /dev/null  からリダイレクトされます。  標準出力が端末の場合、出力
       は、可能であれば 'nohup.out' に、 そうでなければ '$HOME/nohup.out' に追加されます。 標準エ
       ラー出力が端末の場合、標準出力にリダイレクトされます。   出力を   FILE  に保存したい場合は
       'nohup COMMAND > FILE' を使用してください。

       注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nohup を持っている場合 があり、通
       常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの  文書を参照してオプショ
       ンなどの詳細を確認してください。

       GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> nohup  の翻訳に
       関するバグは  <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書
       を参照する場合は info coreutils 'nohup invocation' を実行してください。

作者

       作者 Jim Meyering。

著作権

       Copyright © 2013 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version  3  or
       later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This  is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       nohup  の完全なマニュアルは  Texinfo  マニュアルとして整備されている。もし、  info  および
       nohup のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info nohup

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。