Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       uniq - 繰り返し行の出力や削除を行う

書式

       uniq [OPTION]... [INPUT [OUTPUT]]

説明

       INPUT (または標準入力) から行を読み込み、 連続する同じ行を取り除いて、OUTPUT (または標準出
       力) に出力します。

       オプションが指定されない場合、連続する同じ行は最初に見つけた行にまとめられます。

       長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。

       -c, --count
              行の前に出現回数を出力する

       -d, --repeated
              グループ毎に、重複した行のみ出力する

       -D, --all-repeated[=METHOD]
              重複する行を全て出力する      グループは空行で区切られる      METHOD={none(デフォル
              ト),prepend,separate}

       -f, --skip-fields=N
              最初の N 個のフィールドを比較しない

       --group[=METHOD]
              すべての項目を、空行でグループに分割して表示する          METHOD={separate(デフォル
              ト),prepend,append,both}

       -i, --ignore-case
              比較時に大文字と小文字の違いを無視する

       -s, --skip-chars=N
              最初の N 文字を比較しない

       -u, --unique
              重複していない行のみ出力する

       -z, --zero-terminated
              行の末尾に改行ではなく値 0 のバイトを付与する

       -w, --check-chars=N
              行の比較を最初の N 文字で行う

       --help この使い方を表示して終了する

       --version
              バージョン情報を表示して終了する

       フィールドとは空白 (通常はスペース、タブ、その両方) が一つ以上連続し、  その後に空白以外の
       文字が続いているものです。 文字の前のフィールドはスキップされます。

       備考:   'uniq'  は隣接してない限り重複した行を検出しません。  最初に入力をソートしてくださ
       い。または 'uniq' を使用せず 'sort -u'  を使用することもできます。  また、比較の優先順位は
       'LC_COLLATE' で指定された規則に基づきます。

       GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> uniq の翻訳に関
       するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。  完全な文書を
       参照する場合は info coreutils 'uniq invocation' を実行してください。

作者

       作者 Richard M. Stallman および David MacKenzie。

著作権

       Copyright  ©  2013 Free Software Foundation, Inc.  ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
       later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
       This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO  WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       comm(1), join(1), sort(1)

       uniq  の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および uniq
       のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

              info uniq

       を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。