Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all
名前
getuid, geteuid - ユーザー ID を得る
書式
#include <unistd.h> #include <sys/types.h> uid_t getuid(void); uid_t geteuid(void);
説明
getuid() は呼び出し元のプロセスの実ユーザー ID を返す。 geteuid() は呼び出し元のプロセスの実効ユーザー ID を返す。
エラー
これらの関数は常に成功する。
準拠
POSIX.1-2001, 4.3BSD.
注意
歴史 UNIX V6 では getuid() コールは (euid << 8) + uid を返していた。 UNIX V7 では getuid() と geteuid() という別々のコールが導入された。 元々の Linux の getuid() と geteuid() システムコールは 16 ビットのグループ ID だけに対応し ていた。 その後、Linux 2.4 で、32 ビットの ID に対応した getuid32() と geteuid32() が追加 された。 glibc の getuid() と geteuid() のラッパー関数は カーネルバージョンによるこの違い を吸収している。
関連項目
getresuid(2), setreuid(2), setuid(2), credentials(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。