Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all
名前
initgroups - 追加のグループアクセスリストの初期化
書式
#include <sys/types.h> #include <grp.h> int initgroups(const char *user, gid_t group); glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照): initgroups(): _BSD_SOURCE
説明
initgroups() 関数はグループデータベース /etc/group を読み 込んで、user が所属している全て のグループを使って、グループアク セスリストを初期化する。さらに、group に示されるグループ もグルー プアクセスリストに追加される。 user 引数は NULL であってはならない。
返り値
initgroups() 関数は、成功すると 0 を返す。 エラーの場合は -1 を返し、 errno を適切に設定 する。
エラー
ENOMEM グループ情報構造体を配置するためのメモリが不足している。 EPERM 呼出しプロセスが十分な特権を持っていない。 この関数の裏で実行されるシステムコール setgroups(2) も参照のこと。
ファイル
/etc/group グループデータベースファイル
準拠
SVr4, 4.3BSD.
関連項目
getgroups(2), setgroups(2), credentials(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。