Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       isatty - ファイルディスクリプタが端末を参照しているかをチェックする

書式

       #include <unistd.h>

       int isatty(int fd);

説明

       isatty()    関数は、   fd   が端末を参照するオープンされたファイルディスクリプタかどうかを
       チェックする。

返り値

       isatty()  は、 fd が端末を参照するオープンされたファイルディスクリプタであれば 1  を返す。
       そうでなければ 0 を返し、 errno にエラーを示す値を設定する。

エラー

       EBADF  fd が有効なファイルディスクリプタではない。

       EINVAL fd  が端末以外のファイルを参照している。 POSIX.1-2001 では、この場合にエラー ENOTTY
              を返すと規定されている。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       isatty() 関数はスレッドセーフである。

準拠

       SVr4, 4.3BSD, POSIX.1-2001.

関連項目

       fstat(2), ttyname(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部  である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。