Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       wmemcpy - ワイド文字の配列をコピーする

書式

       #include <wchar.h>

       wchar_t *wmemcpy(wchar_t *dest, const wchar_t *src, size_t n);

説明

       wmemcpy()  関数は、 memcpy(3)  関数に対応するワイド文字関数である。 この関数は、src を先頭
       とする配列から dest を先頭とする配列 に n 個のワイド文字をコピーする。

       2 つの配列は重なっていてはならない。配列が重なっている場合には wmemmove(3)  を使ってコピー
       すること。

       プログラマは、少なくとも n 個のワイド文字が入る領域を dest に確保しなければならない。

返り値

       wmemcpy()  は dest を返す。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       関数 wmemcpy() はスレッドセーフである。

準拠

       C99.

関連項目

       memcpy(3), wcscpy(3), wmemmove(3), wmempcpy(3)

この文書について

       この  man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。