Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

     bootparamd — ブートパラメータサーバ

書式

     rpc.bootparamd [-d] [-s] [-r router] [-f file]

説明

     bootparamd は、ディスクレスクライアントに対して ブートに必要な情報を提供するサーバプロセスで
     ある。 このサーバは、必要とされる情報を見つけるために /etc/bootparams ファイルを参照する。

     このバージョンでは /etc/bootparams においてホスト名のエイリアスを使うことができる。 ブート中
     のクライアントが発行した whoami リクエストに対して返されるホスト名は、 /etc/bootparams に書
     かれたホスト名であり、正式名ではない。 この方法により、 長いホスト名を扱うことができないマシ
     ンが起動に失敗しないように、 短い名前を答えることができる。

オプション

     -d      デバッグ情報を表示しない。

     -s      デバッグ情報を syslog で記録する。

     -r router
             デフォルトルータを、ホスト名または IP アドレスで指定する。 指定しない場合のデフォル
             トルータは、サーバが動作しているマシンになる。

     -f file
             /etc/bootparams の代わりに使われる ブートパラメータファイルを指定する。

ファイル

     /etc/bootparams

バグ

     syslog の記録が詳細過ぎると思うかも知れない。

著者

     Klas Heggemann <klas@nada.kth.se> が作成した。

翻訳者謝辞

     この man ページの翻訳にあたり、 FreeBSD jpman project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/> に
     よる翻訳を参考にさせていただいた。