Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名称

       chat - モデム接続の確立を自動化するスクリプト言語

書式

       chat [ options ] script

解説

       chat プログラムはコンピュータとモデムの間のメッセージ交換を制御します。 このコマンドの主な
       目的は、Point-to-Point Protocol デーモン (pppd) と リモートの pppd  プロセスの間の接続を確
       立することです。

オプション

       -f <chat file>
              チャットスクリプトを chat file から読み込みます。このオプションと script パラメータ
              とは、互いに排他の関係にあります。 chat  コマンドを実行するユーザは、このファイルの
              リードアクセス権を 持っていなければなりません。このファイルの中では、文字列の区切り
              として スペースとタブを使うことができます。

       -t <timeout>
              文字列の受信待ちのタイムアウトを指定します。もし、タイムリミットまでに 指定された文
              字列を受信できなかった場合には、応答文字列の送信をおこないません。 この時、かわりの
              応答文字列が指定されていれば それが送信され、 指定されていなければ スクリプトの実行
              が失敗します。 スクリプトの実行が失敗すると、chat プログラムは 0 以外のエラーコード
              を返して終了します。

       -r <report file>
              レポート文字列を出力するファイルを指定します。 キーワード REPORT を用いると、結果の
              文字列がこのファイルに 出力されます。このオプションを指定せずに REPORT キーワードを
              使用すると、レポート文字列は stderr に出力されます。

       -e     エコーオプションを有効にして開始します。 chat  スクリプトの特定の場所において  ECHO
              キーワードにて  エコーの有効および無効を切り替えることができます。 エコーが有効にさ
              れると、モデムからの出力は全て stderr へエコーされます。

       -v     chat   スクリプトを冗長モードで実行します。    これを指定すると、chat    プログラム
              は、チャットスクリプトの実行状態、  モデムから受信した全てのテキスト、 モデムに送っ
              た全てのテキストのログをとります。 デフォルトでは syslogd(8) を介して取得します。ロ
              グの方法は  -S  および  -s のフラグで変更できます。 冗長トレースのログとりは local2
              ファシリティのレベル info でおこなわれ、エラーについてはレベル err が使われます。

       -V     chat スクリプトを標準エラー出力冗長モードにて実行するように要求します。 chat プログ
              ラムは、  モデムから受信する全てのテキストおよびモデムへ送信する全てのテキストを 標
              準エラー出力デバイスへログします。 chat もしくは pppd  プログラムを動作させている場
              所では、 このデバイスは通常ローカルのコンソールです。

       -s     標準エラー出力を使用します。'-v'  による全ログメッセージ および全エラーメッセージを
              標準エラー出力へ送られます。

       -S     syslog(3)  を使用しません。デフォルトではエラーメッセージは  syslog(3)   へ送られま
              す。-S  を使用すると '-v' によるログおよびエラーメッセージは syslog(3) へは送られな
              くなります。

       -T <phone number>
              送信文字列において \T 置換メタ文字を置き換える任意の文字列を渡します。 通常は電話番
              号です。

       -U <phone number 2>
              送信文字列において  \U 置換メタ文字を置き換える第 2 文字列を渡します。 通常は電話番
              号です。 2 つの番号を要する ISDN ターミナルアダプタでタイアルする場合に有用です。

       script -f オプションのファイルでスクリプトが指定されていなければ、 chat プログラムに対する
              パラメータ文字列が スクリプトとして読み込まれます。

チャットスクリプト

       chat スクリプトには通信の手順を定義します。

       スクリプトは一つまたはそれ以上の「受信待ち-送信」文字列の組からなり、 それぞれは空白で区切
       られています。 オプションとして「副受信待ち-副送信」文字列の組を追加することもでき、  その
       場合には以下の例のようにダッシュで区切ります:

              ogin:-BREAK-ogin: ppp ssword: hello2u2

       これにより、chat  プログラムは文字列 "ogin:" の受信待ちをおこないます。 もしもタイムアウト
       する前にログインプロンプトを受信できなければ、  リモートホストにブレーク信号を送信し、それ
       から文字列  "ogin:" を受信待ちします。 もしも最初の "ogin:" が受信できていれば、ブレーク信
       号は送信されません。

       一旦ログインプロンプトを受信すると、chat プログラムは文字列  ppp  を  送信して、プロンプト
       "ssword:"  の受信を待ちます。 パスワードプロンプトを 受信すると、chat プログラムはパスワー
       ド hello2u2 を送信します。

       応答文字列に続いて、通常はキャリッジリターン文字が送られます。      「受信待ち」文字列中で
       は、\r  文字シーケンスで明示的に指定しないかぎり、  キャリッジリターンは文字列に含まれませ
       ん。

       目的の文字列を識別するのに必要な部分だけを受信待ち文字列に 指定するようにするべきです。 な
       ぜなら、受信待ち文字列は通常ディスクファイルに記録されるため、  動的に変化する情報を含むこ
       とができないからです。 一般には、時刻を表す文字列やネットワーク ID 文字列その他の 変化する
       データの塊を受信待ちさせることはできません。

       通信の初期段階では、文字が化けて受信される場合があります。  この場合にも正しく認識ができる
       ように、 文字列 "login:" ではなく "ogin:" を待つようにします。 仮に最初の "l" という文字が
       化けて受信されたとしますと、 リモートシステムが "login:" を送信したとしても、 その文字列は
       認識されないことになります。  このため、スクリプトでは  "login:"  ではなく  "ogin:"   を、
       "password:" ではなく "ssword:" を待つようにします。

       非常に単純なスクリプトは、以下のようになるでしょう:

              ogin: ppp ssword: hello2u2

       言いかえると、....ogin:  を受信待ちして  ppp を送信し、...ssword: を 受信待ちして hello2u2
       を送信するということになります。

       現実問題としては、単純なスクリプトが使われることはほとんどないでしょう。  少なくとも、最初
       の受信待ち文字列が受信できなかった場合に、  副受信待ち文字列を実行するようにするべきでしょ
       う。 たとえば、以下のスクリプトを考えてみます:

              ogin:--ogin: ppp ssword: hello2u2

       これは以前に使った単純なものよりも良いスクリプトでしょう。 以前のものと同様に login:  プロ
       ンプトを待ちますが、もし受信できなかった場合には  リターンを一つ送ってから再び login: が送
       られてくるのを待ちます。 最初のログインプロンプトがラインノイズによって化けたとしても、 空
       行が送られることで、通常はもう一度ログインプロンプトが送信されます。

コメント

       コメントを  chat スクリプト中に埋め込むことが可能です。 コメントは # (ハッシュ) 文字をカラ
       ム 1 から開始する行です。 このようなコメント行は chat プログラムは単に無視します。  「受信
       待ち」文字列の最初の文字が  `#'  文字の場合、 「受信待ち」文字列をクォートする必要がありま
       す。 文字 # (ハッシュ)から始まるプロンプトを待ちたい場合には、  以下のように書かねばならな
       いでしょう:

              # Now wait for the prompt and send logout string
              ´# ' logout

中断文字列

       多くのモデムはダイヤルの結果を文字列としてレポートします。 これらの文字列は CONNECTED だっ
       たり、NO CARRIERBUSY だったりするでしょう。 モデムが相手との接続に失敗した場合には、ス
       クリプトを終了させたいと 思うことがよくあるでしょう。 問題は、どの文字列を次に受信するかと
       いうことを、 スクリプトが正確に知ることはできないということです。 ある時には BUSY を受信す
       るかもしれませんが、 次には NO CARRIER を受信するかもしれません。

       これらの「中断」文字列は、ABORT シーケンスにより スクリプト中に指定することができます。 そ
       れは、以下の例のようにスクリプトに指定します:

              ABORT BUSY ABORT 'NO CARRIER' '' ATZ OK ATDT5551212 CONNECT

       このシーケンスは受信待ちをおこないません。それから文字列 ATZ を送信します。 受信待ち文字列
       は OK です。 OK を受信すると、電話をかけるために文字列 ATDT5551212 を送信します。 受信待ち
       文字列は CONNECT です。 文字列 CONNECT  を受信すると、スクリプトの残りが実行されます。  一
       方、モデムが話中を検出すると、文字列 BUSY が送られて 中断文字列への一致が起こります。 この
       一致が起きたことにより、スクリプトは失敗します。 もしも文字列 NO CARRIER  を受信すると、そ
       れは同じ理由で中断されます。 どちらの文字列が受信されても、chat スクリプトは終了します。

CLR_ABORT 文字列

       このシーケンスは以前に設定した  ABORT 文字列をクリアします。 ABORT 文字列は規定サイズ(コン
       パイル時に決定)の配列に保持されます; CLR_ABORT はクリアされたエントリの領域を再要求し、 新
       たな文字列をそこに格納できるようにします。

SAY 文字列

       SAY ディレクティブにて、 script が標準エラー出力を介してユーザ端末ヘ文字列を送ることができ
       ます。 chat が pppd から起動される場合、 pppd  はデーモンとして実行され(制御端末から切り離
       され)、 標準エラー出力は通常 /etc/ppp/connect-errors へとリダイレクトされます。

       SAY 文字列は、シングルクォートもしくはダブルクォートにて 括る必要があります。 出力中にキャ
       リッジリターンおよびラインフィードが必要な場合、 明示的に文字列中に含める必要があります。

       SAY 文字列を使用して script の進捗状況メッセージを表示することで、'ECHO OFF'  しつつもユー
       ザになにが起っているのか示すことが可能です。 例を示します:

              ABORT BUSY
              ECHO OFF
              SAY "Dialling your ISP...\n"
              ´' ATDT5551212
              TIMEOUT 120
              SAY "Waiting up to 2 minutes for connection ... "
              CONNECT ''
              SAY "Connected, now logging in ...\n"
              ogin: account
              ssword: pass
              $ SAY "Logged in OK ...\n" etc ...

       このシーケンスは SAY 文字列のみユーザに示し、script の詳細は隠します。 例えば、上記 script
       を実行した場合、ユーザが見るのは以下です:

              Dialling your ISP...
              Waiting up to 2 minutes for connection ... Connected, now logging in ...
              Logged in OK ...

レポート文字列

       レポート 文字列は ABORT 文字列に似ています。  違うのは、その文字列自身とキャリッジリターン
       等の 次の制御文字までの 全ての文字がレポートファイルに書かれるということです。

       レポート文字列はモデムのコネクト文字列の転送レートと chat ユーザへのリターン値を切りわける
       ために使えます。 レポート文字列ロジックの分析は、受信待ち文字列の検索などの 他の文字列処理
       と同時におこなわれます。    レポート文字列と中断文字列に同じ文字列を使用することも可能です
       が、 おそらくあまり使い道がないでしょう。

       レポート文字列はプログラムの終了コードに影響を及ぼしません。

       これらの「レポート」文字列は、REPORT  シーケンスにより  スクリプト中に指定することができま
       す。 それは、以下の例のようにスクリプトに指定します:

              REPORT CONNECT ABORT BUSY '' ATDT5551212 CONNECT '' ogin: account

       このシーケンスは受信待ちをおこなわず、文字列 ATDT5551212 を送信して 電話をかけます。受信待
       ち文字列は CONNECT です。 文字列 CONNECT を受信すると、スクリプトの残りが実行されます。 さ
       らに、文字列 "CONNECT" と、それに続く接続レートなどの 任意の文字がレポートファイルに記録さ
       れます。

CLR_REPORT 文字列

       このシーケンスを使用して、以前に設定した REPORT 文字列をクリア できます。 REPORT  文字列は
       規定サイズ(コンパイル時に決定)の配列に保持されます;  CLR_REPORT はクリアされたエントリの領
       域を再要求し、 新たな文字列をそこに格納できるようにします。

エコー

       エコーオプションはモデムからの出力を stderr へエコーするか否か を制御します。 このオプショ
       ンを  -e  オプションにて設定することができますし、 ECHO キーワードにて制御することもできま
       す。 「受信待ち-送信」文字列の組 ECHO ON はエコーを有効にし、 ECHO OFF は無効にします。 こ
       のキーワードを使用してどの会話を見せるかを選択可能です。 例えば以下の script では:

              ABORT   'BUSY'
              ABORT   'NO CARRIER'
              ''      ATZ
              OK\r\n  ATD1234567
              \r\n    \c
              ECHO    ON
              CONNECT \c
              ogin:   account

       モデム設定結果およびダイヤル結果は見せませんが、  CONNECT (もしくは BUSY) メッセージ後は全
       てをエコーします。

回線切断

       HANGUP  オプションはモデムの回線切断をエラーと扱うか否かを制御します。  このオプションは、
       システムにダイヤル後に回線切断しコールバックする script 中で有効です。 HANGUP オプションは
       ON もしくは OFF にできます。
       HANGUP を OFF に設定しモデムを回線切断  (つまりコールバックシステムへの最初のログイン)する
       と、chat  は  script  の実行を続けます (つまり呼び出しと二度目のログインプロンプトを待ちま
       す)。 呼び出しにて接続後すぐに、HANGUP ON ディレクティブを使用して  通常の回線切断シグナル
       の動作を戻す必要があります。 (簡単な) script 例を示します:

              ABORT   'BUSY'
              OK\r\n  ATD1234567
              \r\n    \c
              CONNECT \c
              ´Callback login:' call_back_ID
              HANGUP OFF
              ABORT "Bad Login"
              ´Callback Password:' Call_back_password
              TIMEOUT 120
              CONNECT \c
              HANGUP ON
              ABORT "NO CARRIER"
              ogin:--BREAK--ogin: real_account
              etc ...

タイムアウト

       タイムアウトの初期値は 45 秒です。これは -t パラメータにより 変更することができます。

       次に受信待ちする文字列のタイムアウト値を変更するには、以下のようにします:

              ATZ OK ATDT5551212 CONNECT TIMEOUT 10 ogin:--ogin: TIMEOUT 5 assword: hello2u2

       これは   login:   プロンプトを受信待ちする際のタイムアウトを  10  秒に変更します。  さらに
       password プロンプトを受信待ちする際にはタイムアウトを 5 秒に変更します。

       一旦タイムアウト値が変更されると、次に変更されるまでは そのままになります。

EOT の送信

       チャットプログラムは特殊な応答文字列 EOT により、 リモート側へ EOT  文字を送信します。  通
       常、これはファイル終了を表す文字です。   EOT  に続けてリターン文字が送られることはありませ
       ん。 ^D シーケンスを使って EOT を送信文字列に埋め込むことができます。

ブレークの生成

       特殊な応答文字列 BREAK により、ブレーク信号が送られます。 ブレークは送信側では特殊な信号と
       して扱われます。 受信側では通常、転送レートの変更要求として処理されます。 これにより、正常
       に login プロンプトを受信できるまで ブレーク信号を送ることで、リモート側がサポートしている
       転送レートを  順次切り替えさせることができます。 \K シーケンスを使ってブレーク信号を送信文
       字列に埋め込むことができます。

エスケープシーケンス

       受信待ち文字列と応答文字列には、エスケープシーケンスを指定することができます。  応答文字列
       では、全てのエスケープシーケンスが使えます。  受信待ち文字列では、ほとんどのエスケープシー
       ケンスが使えます。 受信待ち文字列では使えないエスケープシーケンスについては、 説明文中にそ
       のことが書かれています。

       ''     空文字列を受信待ちしたり、送信したりします。 もし、空文字列を送信しようとすると、そ
              れはリターン文字を送ることになります。     このシーケンスはアポストロフィ文字または
              クォート文字のペアの どちらでもかまいません。

       \b     バックスペース文字を表します。

       \c     応答文字列の末尾の改行を抑制します。 これは末尾に改行文字のつかない文字列を送る唯一
              の方法です。  これは送信文字列の最後に置かれなければいけません。   たとえば、文字列
              hello\c は単に h, e, l, l, o という文字だけを送ります。 (受信待ち文字列では使えませ
              ん)

       \d     1 秒のディレイです。プログラムは 1 秒のディレイのために sleep(1) を使います。 (受信
              待ち文字列では使えません)

       \K     ブレーク信号を挿入します。 (受信待ち文字列では使えません)

       \n     改行文字を送信します。

       \N     空 (null) 文字を送信します。\0 でも同じシーケンスを表すことができます。 (受信待ち文
              字列では使えません)

       \p     1 秒以下のポーズです。ディレイ時間は 1/10 秒です。 (受信待ち文字列では使えません)

       \q     syslogd(8) への文字列出力を抑止します。  かわりに文字列  ??????  がログに出力されま
              す。 (受信待ち文字列では使えません)

       \r     キャリッジリターン文字を送信または受信待ちします。

       \s     文字列中のスペース文字を表します。 これはスペースを含む文字列をクォートしたくない場
              合に使います。 シーケンス 'HI TIM' と HI\sTIM は等価です。

       \t     タブ文字を送信または受信待ちします。

       \\     バックスラッシュ文字を送信または受信待ちします。

       \ddd   8 進数 (ddd) を一つの ASCII 文字に変換し、その文字を送信します。  (受信待ち文字列で
              は使えない文字がいくつかあります)

       ^C     C  で表現される制御文字に置きかえられます。  例えば、文字 DC1 (17) は ^Q で表されま
              す。 (受信待ち文字列では使えない文字がいくつかあります)

終了コード

       chat プログラムは以下の終了コードを返します。

       0      プログラムは正常終了しました。これは、スクリプトがエラーを起こさずに 実行されて、正
              常に終了したことを示します。

       1      一つまたはそれ以上のパラメータが不正であるか、受信待ち文字列が 内部バッファよりも大
              きすぎます。これはプログラムが正しく 実行されなかったことを示します。

       2      プログラムの実行中にエラーが発生しました。これは、何らかの理由で リードまたはライト
              の操作が失敗したか、chat が SIGINT のような シグナルを受信したためでしょう。

       3      「-副送信」文字列のない受信待ち文字列があり、タイムアウトイベントが      発生しまし
              た。これは、スクリプトが正しくプログラムされていないか、 予期しないイベントが発生し
              て受信待ち文字列を見つけられなかったためでしょう。

       4      ABORT 条件としてマークされた 1 番目の文字列を検出しました。

       5      ABORT 条件としてマークされた 2 番目の文字列を検出しました。

       6      ABORT 条件としてマークされた 3 番目の文字列を検出しました。

       7      ABORT 条件としてマークされた 4 番目の文字列を検出しました。

       ...    その他の終了コードも、ABORT 条件としてマークされた文字列を 検出したことを示します。

       終了コードを使うと、どのイベントによりスクリプトが終了したのかを  判断することができます。
       つまり、"NO DIAL TONE" を受信したのか "BUSY" を受信したのかを 識別することができるというこ
       とです。  最初のイベント  (BUSY) ならばリトライする価値がありますが、 二つ目のイベント (NO
       DIAL TONE) だと、 おそらくリトライしてもそれがうまくいく可能性は低いでしょう。

関連項目

       UUCP のドキュメントからも、chat スクリプトに関する 追加情報が得られるでしょう。 chat  スク
       リプトは  uucico  プログラムで使われる  スクリプトによって提示されたアイデアを基にしていま
       す。

       uucico(1), uucp(1), syslog(3), syslogd(8).

著作権

       chat プログラムは、パブリックドメインのソフトウェアです。 これは GNU  のパブリックライセン
       ス  (一般公有使用許諾) とは異なります。 このプログラムを分割する場合には、その両方を管理す
       るようにしてください。