Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20140515+dfsg-2_all bug

名前

       isosize - iso9660 ファイルシステムの長さを出力する

書式

       isosize [-x] [-d <num>] <iso9660_image_file>...

説明

       このコマンドは、与えられたファイルに含まれる   iso9660  ファイルシステムの長さを出力する。
       ファイルは通常のファイルでも ブロックデバイス (例えば /dev/hdd や /dev/sr0) でもよい。  ス
       イッチ  (またはエラー)  がない場合、  iso9660 ファイルシステムのサイズをバイト単位で出力す
       る。 現在では大きな数 (> > 4 GB) になることもある。

       -x     ブロックカウントとブロックサイズを人に可読な形式で出力する。 出力では「ブロック」に
              対して「セクタ」という言葉が使われる。

       -d <num>
              "-x" が指定されていない場合にのみ効果がある。 (エラーがない場合) 出力される数値は、
              <num>  で分割されたバイト単位での  iso9660  ファイルシステムのサイズである。   よっ
              て、<num> がブロックサイズの場合、 出力される数値はブロックカウントになる。

       iso9660 ファイルシステムを含む ファイル (またはブロックデバイス) のサイズは、 iso9660 ファ
       イルシステムの実際のサイズより少し大きい。 この理由の 1 つは、cd ライタが iso9660 イメージ
       の後に "run out" セクタを追加できることにある。