Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20180315+dfsg-1_all bug

名前

       strspn, strcspn - プレフィックス部分文字列の長さを返す

書式

       #include <string.h>

       size_t strspn(const char *s, const char *accept);

       size_t strcspn(const char *s, const char *reject);

説明

       strspn()  関数は、  s から、accept に含まれる文字だけで 構成される最初の部分文字列を探し、
       その部分の (バイト単位の) 長さを計算する。

       strcspn() 関数は、 s  から、reject  に含まれない文字だけで  構成される最初の部分文字列を探
       し、 その部分の (バイト単位の) 長さを計算する。

返り値

       strspn() 関数は、 s 内の、accept からの文字だけで 構成される最初の部分文字列のバイト数を返
       す。

       strcspn() 関数は、s 内の、文字列 reject に含まれない  文字だけで構成される最初の部分文字列
       のバイト数を返す。

属性

   マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
       関数 strspn() と strcspn() はスレッドセーフである。

準拠

       SVr4, 4.3BSD, C89, C99.

関連項目

       index(3),  memchr(3),  rindex(3),  strchr(3), string(3), strpbrk(3), strsep(3), strstr(3),
       strtok(3), wcscspn(3), wcsspn(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部  である。プロジェクト
       の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

                                            2014-02-28                                  STRSPN(3)