Provided by: gfmd_2.7.20+dfsg-1.1ubuntu1_amd64 bug

NAME

       gfjournaladmin - ジャーナルファイルの特定レコードを消去する。

SYNOPSIS

       gfjournaladmin [オプション] ジャーナルファイル シーケンス番号

DESCRIPTION

       gfjournaladmin は、ジャーナルファイルの中から、 シーケンス番号 sequence-number を持った レ
       コードを消去します。 レコードは、同じ長さの NOP (no operation) レコードで置き換えられるた
       め、 ジャーナルファイル内の他のレコードが移動したり、内容が変更されたりする ことはありませ
       ん。

       gfmd はメタデータの不整合を検知すると、以下のようなログメッセージを出力 し、ただちに終了し
       ます。

                db_journal_store_thread : seqnum=938 ope=FILECOPY_ADD : \
                    already exists

       このような不整合は発生してはならないものではありますが、gfmd のバグに よって一旦生じてしま
       うと、gfmd を再起動できなくなります。 起動時に gfmd はジャーナルデータの適用を行うため、再
       び不整合を検知して、 終了してしまいます。 gfjournaladmin コマンドは、このような状況から抜
       け出す ために使用します。 上記のログメッセージでは、シーケンス番号 938 のレコードによって
       不整合が 起きていることが示されています。 このレコードを消すには、次のようにコマンドを実行
       します。

                gfjournaladmin /var/gfarm-metadata/journal/0000000000.gmj 938

       BEGIN (オペレーションID 1) および END (オペレーションID 2) の ジャーナルレコードは消すこと
       ができないので、注意して下さい。

OPTIONS

       -h
           引数オプションを表示します。

       -?
           -h と同じです。

       -n
           ジャーナルファイルは読み込みますが、実際に書き出す処理は行いません。 

       -v
           冗長な表示を行います。