Provided by: lxc_5.0.3-2ubuntu7.2_amd64 

NAME
lxc-stop - コンテナ内で動作しているアプリケーションの停止
SYNOPSIS
lxc-stop {-n name} [-W] [-r] [-t timeout] [-k] [--nokill] [--nolock]
説明
lxc-stop は、リブート、クリーンシャットダウン、コンテナ内の全てのプロセスの kill のどれかを行います。 デ
フォルトでは、コンテナのクリーンなシャットダウンを lxc.signal.halt (デフォルトでは SIGPWR) をコンテナの
init プロセスに送ることでリクエストし、コンテナの終了を 60 秒待ち、return します。 コンテナが 60 秒の間に
クリーンに終了するのに失敗した場合、lxc.signal.stop (デフォルトは SIGKILL です) を送り、強制的にシャット
ダウンします。 リブートのリクエストは lxc.signal.reboot に設定されたシグナルをコンテナの init プロセスに
送ります (デフォルトは SIGINT です)。
[-W], [-r], [-s], [-k], [--nokill] オプションは実行する際のアクションを指定します。 [-W] は、指定したアク
ションの後に、lxc-stop は速やかに終了します。 一方、[-t TIMEOUT] はコンテナが完全にシャットダウンやリブー
トするのを待つ時間の最大値を設定します。
オプション
-r,--reboot
コンテナのリブートをリクエストします。
-k,--kill
コンテナのクリーンシャットダウンをリクエストするのでなく、明確にコンテナ内の全てのタスクを kill し
ます。 これは、以前の lxc-stop の動作です。
--nokill
クリーンなシャットダウンのみをリクエストします。 クリーンなシャットダウンに失敗した場合でも、コン
テナのタスクを kill しません。
--nolock
このオプションはいかなる場合でも API の lxc のロックの使用を回避します。 システム状態が不良な場合
に lxc-stop の応答がない状態の場合のみ使用すべきです。
-W,--nowait
リクエストされたアクション (reboot, shutdown, 強制的な kill) を実行するだけで (すぐに) 終了 (exit)
します。
-t,--timeout TIMEOUT
コンテナの強制停止まで TIMEOUT 秒待ちます。
終了ステータス
0 コンテナの停止が成功しました。
1 コンテナの停止中にエラーが発生しました。
2 指定のコンテナは存在しますが、実行中ではありません。
診断
The container was not found
指定したコンテナが lxc-create で作成されておらず存在しません。
SEE ALSO
lxc(7), lxc-create(1), lxc-copy(1), lxc-destroy(1), lxc-start(1), lxc-stop(1), lxc-execute(1), lxc-
console(1), lxc-monitor(1), lxc-wait(1), lxc-cgroup(1), lxc-ls(1), lxc-info(1), lxc-freeze(1), lxc-
unfreeze(1), lxc-attach(1), lxc.conf(5)
作者
Daniel Lezcano <daniel.lezcano@free.fr>
2025-05-10 lxc-stop(1)