Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       lzmainfo - .lzma ファイルヘッダーに保存された情報を表示

書式

       lzmainfo [--help] [--version] [file...]

説明

       lzmainfo.lzma ファイルのヘッダーに保存された情報を表示します。指定された file から先頭
       の     13     バイトを読み込んでヘッダーを復号化し、読みやすい形式でその情報を標準出力しま
       す。files が指定されない、あるいは file- である場合は標準入力から読み込まれます。

       普通もっとも重要になる情報といえば、圧縮サイズと辞書サイズです。圧縮サイズは、そのファイル
       がストリーム方式ではない .lzma  フォーマットの形式であるときにだけ表示されます。またファイ
       ルを伸長する際に必要となるメモリ総量は、数十キロバイト+辞書サイズです。

       lzmainfo が XZ Utils に含まれているのは、主に LZMA Utils との後方互換性のためです。

終了ステータス

       0      正常終了。

       1      エラー発生。

バグ

       lzmainfoMB を利用していますが、本来用いるべきサフィックスは MiB (2^20 バイト) です。こ
       れは LZMA Utils との互換性を考慮して、そのような出力のままとしています。

関連項目

       xz(1)