Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       xzcmp, xzdiff, lzcmp, lzdiff - 圧縮されたファイルを比較

書式

       xzcmp [cmp_options] file1 [file2]
       xzdiff [diff_options] file1 [file2]
       lzcmp [cmp_options] file1 [file2]
       lzdiff [diff_options] file1 [file2]

説明

       xzcmpxzdiff は、以下の圧縮ファイル xz(1), lzma(1), gzip(1), bzip2(1), lzop(1) に対し
       てcmp(1) または diff(1) を起動します。指定されたオプションは、すべて cmp(1) または diff(1)
       に受け渡されます。ファイルの指定が 1 つのみであった場合、比較されるファイルの 1 つは file1
       (必ずサポートされている圧縮フォーマットを表すサフィックスでなければなりません)  であり、も
       う 1 つは file1 から圧縮フォーマットを表すサフィックスを取り除いたものとなります。ファイル
       の指定が 2 つあった場合、そのファイルは必要に応じて伸長処理が行われ、cmp(1) または diff(1)
       に受け渡されます。返り値は cmp(1) や diff(1) から返されるものがそのまま保持されます。

       lzcmplzdiff という名前は LZMA Utils との後方互換性のために提供されています。

関連項目

       cmp(1), diff(1), xz(1), gzip(1), bzip2(1), lzop(1), zdiff(1)

バグ

       cmp(1)  や  diff(1) の各プログラムから出力されるメッセージでは、指定されたファイル名を用い
       ず、一時的なファイル名が参照されます。