Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       intro - ライブラリ関数の紹介

説明

       マニュアルの  3 章では、システムコールを実装した 2 章で説明された ライブラリ関数 (システム
       コールのラッパー) を除いた 全てのライブラリ関数について説明している。

       この章で説明している関数の多くは標準 C ライブラリ (libc)  のものである。  また、いくつかの
       関数は、他のライブラリ  (例えば、数学ライブラリの libm やリアルタイムライブラリ librt ) の
       ものである。後者の場合は、マニュアルページに、  必要なライブラリとリンクするために必要なリ
       ンカーオプションが 示されている (例えば、前述のライブラリの場合はそれぞれ -lm-lrt であ
       る)。

       マニュアルページの「書式」の節に規定されたヘッダーファイルから関数の定義を  得るために、プ
       ログラマが機能検査マクロを定義しなければならない場合がある。  このような場合には、必要なマ
       クロがマニュアルページで説明されている。 (機能検査マクロの定義が必要な場合、これらの機能検
       査マクロの定義は 「どの」ヘッダーファイルのインクルードよりも前で行われなければならない)。
       機能検査マクロのさらなる情報については、 feature_test_macros(7)  を参照のこと。

準拠

       この章の関数が準拠する  UNIX  システムや標準を示すのにいくつかの単語や略号が  使用されてい
       る。 standards(7)  を参照のこと。

注意

   著者と著作権
       著者と著作権に関しては各マニュアルページのソースのヘッダーを参照すること。  これらはページ
       ごとに異なる可能性があることに注意してほしい。

関連項目

       intro(2), errno(3), capabilities(7), credentials(7),  environ(7),  feature_test_macros(7),
       libc(7),   math_error(7),   path_resolution(7),   pthreads(7),   signal(7),  standards(7),
       system_data_types(7)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの
       説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。