Provided by: lxc_1.0.10-0ubuntu1.1_amd64 

NAME
lxc-user-nic - NIC を作成し、他のネットワーク名前空間に割り当てる
SYNOPSIS
lxc-user-nic {pid} {type} {bridge} [nicname]
説明
lxc-user-nic は root に setuid されたプログラムで、lxc コンテナが使うネットワークインターフェースを、特権
を持たないユーザが作成できます。
このプログラムは、/etc/lxc/lxc-usernet という設定ファイルを参照して、呼び出したユーザが作成することができ
るインターフェースの数と、どのブリッジに接続するかを決定します。 また、ユーザが作成したインターフェースの
数を /run/lxc/nics を使ってチェックします。 これにより、呼び出したユーザが、インターフェースを割り当てる
ネットワーク名前空間上で特権を持つことが保証されます。
オプション
pid インターフェースを割り当てたいネットワーク名前空間を持つタスクのプロセス ID。
type 割り当てるネットワークインターフェースのタイプ。現時点では、veth のみサポートされます。 このタイプ
を指定すると、それぞれがトンネルのエンドポイントとなる 2 つのインターフェースが作成されます。 一方
のエンドポイントは指定したブリッジに接続され、もう一方はコンテナに割り当てられます。
bridge ネットワークインターフェースを接続するブリッジ。 例えば lxcbr0 のように指定します。
nicname
コンテナ内に作られるインターフェースの名前。 もし指定しない場合、eth0 となります。
SEE ALSO
lxc(1), lxc-start(1), lxc-usernet(5)
作者
Daniel Lezcano <daniel.lezcano@free.fr>
2017-08-01 lxc-user-nic(1)