Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all
名前
casin, casinf, casinl - 複素数の逆正弦 (arc sine)
書式
#include <complex.h> double complex casin(double complex z); float complex casinf(float complex z); long double complex casinl(long double complex z); -lm でリンクする。
説明
casin() 関数は複素数 z の逆正弦 (arg sine) を計算する。 y = casin(z) ならば、 z = csin(y) が成立する。 y の実部の値は区間 [-pi/2,pi/2] から選択される。 次の関係が成立する: casin(z) = -i clog(iz + csqrt(1 - z * z))
バージョン
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
準拠
C99.
関連項目
clog(3), csin(3), complex(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.54 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。 2008-08-11 CASIN(3)