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名前
casinh, casinhf, casinhl - 複素数の逆双曲線正弦 (arc sine hyperbolic)
書式
#include <complex.h> double complex casinh(double complex z); float complex casinhf(float complex z); long double complex casinhl(long double complex z); -lm でリンクする。
説明
casinh() 関数は複素数 z の逆双曲線正弦 (arc hyperbolic sine) を計算する。 y = casinh(z) ならば、 z = csinh(y) が成立する。 y の虚部の値は区間 [-pi/2,pi/2] から選択される。 次の関係が成立する: casinh(z) = clog(z + csqrt(z * z + 1))
バージョン
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
準拠
C99.
関連項目
asinh(3), cabs(3), cimag(3), csinh(3), complex(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.54 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。 2008-08-11 CASINH(3)