Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all
名前
getusershell, setusershell, endusershell - 許可されたユーザシェルを得る
書式
#include <unistd.h> char *getusershell(void); void setusershell(void); void endusershell(void); glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照): getusershell(), setusershell(), endusershell(): _BSD_SOURCE || (_XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE < 500)
説明
getusershell() 関数は /etc/shells ファイルから (開く必要があればこのファイルを開いてから) 現在行の次の一行を返す。 返された行の中身は有効なユーザシェルのうちの一つのパス名である。 (訳注. 一行に付き一つのシェルのパス名が書かれている。) もし /etc/shells が存在しないか、読 み込み不可の場合には、 getusershell() は /bin/sh と /bin/csh がファイルに記されているかの ようにふるまう。 setusershell() 関数は /etc/shells ファイルの ファイルポインタを先頭に戻す。 endusershell() 関数は /etc/shells ファイルを閉じる。
返り値
getusershell() 関数はファイルの終端ではNULL ポインタを返す。
ファイル
/etc/shells
属性
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照) 関数 getusershell(), setusershell(), endusershell() はスレッドセーフではない。
準拠
4.3BSD.
関連項目
shells(5)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.54 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。