Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all bug

名前

       strcoll - 現在のロケールを使用して二つの文字列を比較する

書式

       #include <string.h>

       int strcoll(const char *s1, const char *s2);

説明

       strcoll()  関数は二つの文字列 s1s2 を比較する。 この関数は、s1s2 よりも小さいか、等しいか、大きい
       かによって それぞれ負の整数、0、正の整数を返す。 比較は、プログラムの現在のロケールの LC_COLLATE カテゴリ
       に応じて 解釈された文字列に基づいて行われる (setlocale(3)  参照)。

返り値

       strcoll()   関数は、s1s2 よりも小さいか、等しいか、 大きいかによって、それぞれ負の整数、0、正の整数を
       返す。 どちらの文字列も現在のロケールに応じて解釈されたものが使用される。

準拠

       SVr4, 4.3BSD, C89, C99.

注意

       POSIX および C ロケールにおいては、 strcoll()  は strcmp(3)  と等価である。

関連項目

       bcmp(3), memcmp(3), setlocale(3), strcasecmp(3), strcmp(3), string(3), strxfrm(3)

この文書について

       この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.54 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告
       に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。