Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20131015+dfsg-2_all
名前
strxfrm - 文字列の変換
書式
#include <string.h> size_t strxfrm(char *dest, const char *src, size_t n);
説明
strxfrm() 関数は、文字列 src に対して、次のような変換を行う。 変換は、ある二つの文字列に対 して、それぞれを strxfrm() で変換 した文字列に対して strcmp(3) を行った結果が、 変換を行わ ずにstrcoll(3) を行った結果と同じとなるように行う。 変換された文字列の先頭から n バイト分 が dest に代入される。 変換は、プログラムの現在のロケールのカテゴリ LC_COLLATE に 基づいて 行われる (setlocale(3) を参照)。
返り値
strxfrm() 関数は、変換された文字列を dest に代入するときに 必要なバイト数から、終端の NULL バイト ('\0') の分を 引いたものを返す。もし返り値が n 以上の場合、 dest の内容は不定 となる。
準拠
SVr4, 4.3BSD, C89, C99.
注意
POSIX または C ロケールでは、関数 strxfrm() は、 関数 strncpy(3) を使って文字列をコピーす るのと同じである。
関連項目
bcmp(3), memcmp(3), setlocale(3), strcasecmp(3), strcmp(3), strcoll(3), string(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.54 の一部 である。プロジェクト の説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。