Provided by: manpages-ja-dev_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all
名前
log2, log2f, log2l - 底が 2 の対数関数
書式
#include <math.h> double log2(double x); float log2f(float x); long double log2l(long double x); -lm でリンクする。 glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照): log2(), log2f(), log2l(): _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L
説明
これらの関数は x の底を 2 とする対数を返す。
返り値
成功すると、これらの関数は x の底を 2 とする対数を返す。 x が 0、1、負、無限大、NaN などのさまざまな特別な状況については、 log(3) を参照のこと。
エラー
これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は math_error(7) を 参照のこと。 これらの関数で発生するエラーについては、 log(3) を参照のこと。
バージョン
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。 ┌─────────────────────────┬───────────────┬─────────┐ │インターフェース │ 属性 │ 値 │ ├─────────────────────────┼───────────────┼─────────┤ │log2(), log2f(), log2l() │ Thread safety │ MT-Safe │ └─────────────────────────┴───────────────┴─────────┘
準拠
C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008. double 版の関数は SVr4, 4.3BSD にも準拠している。
関連項目
cbrt(3), clog2(3), log(3), log10(3), sqrt(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの 説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。 2017-09-15 LOG2(3)