Provided by: lxc-utils_5.0.1-0ubuntu8~23.10.1_amd64
NAME
lxc-cgroup - コンテナに関係する control group の管理
SYNOPSIS
lxc-cgroup {-n name} {state-object} [value]
説明
lxc-cgroup は、コンテナの cgroup の一致するサブシステム (例えば 'cpuset') の state-object (例えば 'cpuset.cpus') の値を取得したり、値を設定したりします。 [value] が指定されないとき は、state-object の値を表示します。指定されている場合は値を設定します。 lxc-cgroup は state-object が実行中のカーネルで有効かどうかのチェックを行いません。 ま た、指定したサブシステムがマウントされた cgroup の階層構造に含まれているかどうかのチェック を行いません。
オプション
state-object (cgroup の) 状態オブジェクト (state object) 名を指定します。 [value] (cgroup の) 状態オブジェクト (state object) に設定する値を指定します。
共通オプション
ここで紹介するオプションは lxc コマンドの大部分で共通のものです。 -?, -h, --help 通常より長い使い方のメッセージを表示します。 --usage 使い方を表示します。 -q, --quiet 出力を抑制します。 -P, --lxcpath=PATH デフォルトと別のコンテナパスを使用します。デフォルトは /var/lib/lxc です。 -o, --logfile=FILE 追加のログを FILE に出力します。デフォルトは出力しません。 -l, --logpriority=LEVEL ログの優先度を LEVEL に設定します。デフォルトの優先度は ERROR です。以下の値を設定 可能です: FATAL, ALERT, CRIT, WARN, ERROR, NOTICE, INFO, DEBUG, TRACE。 このオプションは追加のログファイルへのイベントログの優先度の設定である事に注意して ください。stderr への ERROR イベントのログには影響しません。 -n, --name=NAME NAME という名前でコンテナを識別します。コンテナ識別子のフォーマットは英数字の文字列 です。 --rcfile=FILE コンテナの仮想化、隔離機能の設定のための設定ファイルを指定します。 (lxc-create 経由で) 前もってコンテナが作られた際の設定ファイルが既にあった場合で も、このオプションが指定された場合は、指定した設定ファイルが使用されます。 --version バージョン番号を表示します。
例
lxc-cgroup -n foo devices.list 使用が許可されているデバイスを表示します。 lxc-cgroup -n foo cpuset.cpus "0,3" コンテナにプロセッサ番号 0 と 3 のプロセッサを割り当てます。
診断
The container was not found コンテナが実行されていません。
SEE ALSO
lxc(7), lxc-create(1), lxc-copy(1), lxc-destroy(1), lxc-start(1), lxc-stop(1), lxc- execute(1), lxc-console(1), lxc-monitor(1), lxc-wait(1), lxc-cgroup(1), lxc-ls(1), lxc- info(1), lxc-freeze(1), lxc-unfreeze(1), lxc-attach(1), lxc.conf(5)
作者
Daniel Lezcano <daniel.lezcano@free.fr> 2024-01-24 lxc-cgroup(1)