Provided by: manpages-ja_0.5.0.0.20221215+dfsg-1_all bug

名前

       autoscan - 初期の configure.ac を生成

書式

       autoscan [OPTION]... [SRCDIR]

説明

       SRCDIR  をルートとしてディレクトリツリー内のソースファイルを調べます。また未指定の場合はカ
       レントディレクトリを調べます。ソースファイルに対して共通的な移植性に関する問題を調べ
       て、'configure.ac'  に不備がないかをチェックします。そして 'configure.scan' ファイルを生成
       します。このファイルはそのパッケージに対する初期の 'configure.ac' です。

       -h, --help
              このヘルプを表示して終了します。

       -V, --version
              バージョン番号を表示して終了します。

       -v, --verbose
              詳細な報告を出力します。

       -d, --debug
              一時ファイルを削除しません。

   ライブラリディレクトリ:
       -B, --prepend-include=DIR
              検索パスを DIR とします。

       -I, --include=DIR
              検索パスに DIR を追加します。

著者

       David J. MacKenzie, Akim Demaille

バグ報告

       バグ報告は <bug-autoconf@gnu.org> までご連絡ください。
       GNU Autoconf ホームページ: <https://www.gnu.org/software/autoconf/>
       GNU ソフトウェアの全般的なヘルプ: <https://www.gnu.org/gethelp/>

著作権

       Copyright © 2021 Free Software Foundation, Inc.  License GPLv3+/Autoconf: GNU GPL  version
       3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>, <https://gnu.org/licenses/exceptions.html>
       This  is free software: you are free to change and redistribute it.  There is NO WARRANTY,
       to the extent permitted by law.

関連項目

       autoconf(1),  automake(1),  autoreconf(1),  autoupdate(1),   autoheader(1),   autoscan(1),
       config.guess(1), config.sub(1), ifnames(1), libtool(1).

       autoscan  の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。infoautoscan の両プログラムが適切にインストールされていれば、以下のコマンド

              info autoscan

       を実行して完全なマニュアルを参照できます。