Provided by: lxc_5.0.3-2ubuntu7.1_amd64
NAME
lxc-top - コンテナの統計情報の表示
SYNOPSIS
lxc-top [--help] [--delay delay] [--sort sortby] [--reverse]
説明
lxc-top はコンテナの統計情報を表示します。出力は delay 秒ごとに更新されます。 そし て、sortby の指定に従ってソートされます。lxc-top は使用しているターミナルに収まるようにで きるだけ多くの数のコンテナを表示します。'q' を入力すると終了します。ソートのキーとなる文字 を入力するとその統計値でソートします。ソートのキーとなる文字を 2 度入力するとソート順が逆 になります。
オプション
-d, --delay delay 表示を更新する間隔を秒で指定します。デフォルトは 3 秒です。 -s, --sort sortby 名前、CPU 使用量、メモリ使用量でコンテナをソートします。sortby で指定する引数は n,c,b,m,k のどれかでなければなりません。 これはそれぞれ名前、CPU 使用量、ブロック I/O、メモリ使用量、カーネルメモリ使用量を表します。デフォルトは 'n' です。 -r, --reverse デフォルトのソート順を逆転させます。デフォルトでは、名前のソートはアルファベットの 昇順、値のソートは量の降順 (最も大きい数が最初) です。
例
lxc-top --delay 1 --sort m コンテナを 1 秒ごとに更新し、メモリ使用量でソートして表示します。
注意
パフォーマンスへの影響を考慮して、カーネルメモリの使用量は、カーネルメモリの制限値が設定さ れない限りはカウントされません。 もし、制限が設定されていない場合、lxc-top はカーネルメモ リの使用量を 0 と表示します。 もし、カウントされているコンテナが存在しない場合、KMem カラ ムは表示されません。制限は lxc.cgroup.memory.kmem.limit_in_bytes = number のように、コンテナの設定ファイルで指定することができます。詳しくは、 lxc.conf(5) を参照し てください。
SEE ALSO
lxc(7), lxc-create(1), lxc-copy(1), lxc-destroy(1), lxc-start(1), lxc-stop(1), lxc- execute(1), lxc-console(1), lxc-monitor(1), lxc-wait(1), lxc-cgroup(1), lxc-ls(1), lxc- info(1), lxc-freeze(1), lxc-unfreeze(1), lxc-attach(1), lxc.conf(5)
作者
Dwight Engen <dwight.engen@oracle.com> 2024-10-30 lxc-top(1)