Provided by: lxc_1.0.10-0ubuntu1.1_amd64 bug

NAME

       lxc-wait - 指定したコンテナ状態への遷移への待機

SYNOPSIS

       lxc-wait {-n name} {-s states}

説明

       lxc-wait は、コンテナが指定した状態になるのを待って終了します。 スクリプトで使用するときに
       役に立ちます。

オプション

       -s states
              待つ対象のコンテナの状態を指定します。 コンテナの状態として、いくつかの状態を OR で
              指定することが可能です。

       -t timeout
              期待した状態になるまで timeout 秒待ちます。

共通オプション

       ここで紹介するオプションは lxc コマンドの大部分で共通のものです。

       -?, -h, --help
              通常より長い使い方のメッセージを表示します。

       --usage
              使い方を表示します。

       -q, --quiet
              出力を抑制します。

       -P, --lxcpath=PATH
              デフォルトと別のコンテナパスを使用します。デフォルトは /var/lib/lxc です。

       -o, --logfile=FILE
              追加のログを FILE に出力します。デフォルトは出力しません。

       -l, --logpriority=LEVEL
              ログの優先度を  LEVEL に設定します。デフォルトの優先度は ERROR です。以下の値を設定
              可能です: FATAL, CRIT, WARN, ERROR, NOTICE, INFO, DEBUG。

              このオプションは追加のログファイルへのイベントログの優先度の設定である事に注意して
              ください。stderr への ERROR イベントのログには影響しません。

       -n, --name=NAME
              NAME という名前でコンテナを識別します。コンテナ識別子のフォーマットは英数字の文字列
              です。

       --version
              バージョン番号を表示します。

       lxc-wait -n foo -s RUNNING
              状態が 'RUNNING' になった時点で終了します。

       lxc-wait -n foo -s 'RUNNING|STOPPED'
              状態が 'RUNNING' もしくは 'STOPPED' になった時点で終了します。

診断

       The container was not found
              指定したコンテナが lxc-create で作成されておらず存在しません。

SEE ALSO

       lxc(7), lxc-create(1), lxc-destroy(1),  lxc-start(1),  lxc-stop(1),  lxc-execute(1),  lxc-
       console(1),  lxc-monitor(1),  lxc-wait(1),  lxc-cgroup(1),  lxc-ls(1),  lxc-info(1),  lxc-
       freeze(1), lxc-unfreeze(1), lxc-attach(1), lxc.conf(5)

作者

       Daniel Lezcano <daniel.lezcano@free.fr>

                                            2017-08-01                                lxc-wait(1)